Andromeda(アンドロメダ)
アンドロメダ組込み式サービス・プラットフォームとは
アンドロメダは、シームレスにインターネットを活用する為のデバイスの、基本的なソフトウェア要件を提供します。様々な低コストな無線インターフェースが利用可能となった今、コストやインフラの制限でネットワーク接続が困難だった多くのデバイスに、ネットワーク接続を可能にします。
ハードウェアコストとインフラ制限が急速に低下していますが、新しくネットワーク接続されたデバイスの新機能をどの様に活用するかが課題視されます。アンドロメダは、デバイス・アプリケーション・ソフトウェアにネットワーク上でコマンドを実行させます。エンドユーザによる高度な知識や操作無しに、デバイスやホスト間でコマンド実行やコミュニケーションを可能にします。
アンドロメダは、様々なアプリケーションで以下の様なデバイスにおいて、自動的でリアルタイムなコミュニケーションを実現します。
- センサーやコントローラ、モニターにおける、取り込み/生成されたデータの自動取得や自動記録。
- クラウド・コンピューティング、又はサーバを経由した、ロボットやデバイスの人工知能(AI)の促進。
- ビデオやピクチャーの自動ストリーミングや、自動アップロードが可能なデジタルカメラやビデオカメラ
- Webサーバを活用し、より良いオートメーション化や、より高い機能性が必要なリモートデバイス
アンドロメダの仕組み
主に以下の4つのコンポーネントで自動コミュニケーションを簡易化します。
- Webクライアント
- Webサーバベースのパーサ
- クライアントとパーサ間の共通API
- クライアントとパーサにおけるサービス・ハンドラ
これらのコンポーネント全ての組み合わせにより、自動コミュニケーションを可能とし、 ホストのITインフラとデバイスのソフトウェア・スタックの統合化を図ります。
アンドロメダのシステム
デバイスのアプリケーションは、アンドロメダのクライアントサービスAPIを呼ぶことにより、ネットワーク・システム・コールを実行します。 それから、アンドロメダ・クライアントは、アンドロメダ・パーサが実行されるWebサーバに送信されるサービスリクエストを一連のアンドロメダAPIに分類します。そして、Webサーバは指示されたネットワーク操作を行い、クライアントへ適切な応答を返信します。 これらの返信は、HTTPの返信パケットの一部として、HTTPでも送信され、アンドロメダ・クライアントにより直接複合されます。 複数のクライアントが一つのサーバによって扱われる事が可能で、デバイスはアンドロメダのクライアントとサーバの両方を同時に実行することができます。
アンドロメダWebクライアント
アンドロメダWebクライアントは、WebブラウザーのユーザーインターフェースコンポーネントをアンドロメダAPIとサービス・ハンドラ・エンジンに入れ替えたスタンダードWebクライアントです。 アンドロメダWebクライアントの特徴は以下の通りです:
- ”persistent” や ”chunked responses”を含むHTTP 1.0及び1.1のサポート。
- TLS or SSLv3を介した暗号化
- 様々なプラットフォームのフォーマットに対応したスタンドアローンやライブラリの提供。IntelやARMベースのLinuxデバイス対応のパッケージ、及びglib、アンドロイド、Arduino対応のライブラリーを提供致します。
- ANSI Cベースなので、様々なプロセッサアーキテクチャーに対応致します。
アンドロメダ・パーサ
アンドロメダ・パーサは、スタンダードWebサーバ上にバイナリCGIプログラムとして、又はサーバモジュールとして稼動します。また、アンドロメダAPIとサービス・ハンドラ・エンジンを保有します。アンドロメダ・パーサの特徴は以下の通りです:
- 全ての機能が含まれており、特別な追加機能やサーバ設定などが不要です。新たなTCP/IP ポートの開設も不要です。
- CGIプログラムの様に、Webサーバのユーザレベルで稼動します。
- ANSI Cベースなので、様々なプロセッサアーキテクチャーに対応致します。
アンドロメダ API
アンドロメダAPIは、クライアントとパーサ間の重要なコミュニケーション方法です。クライアントとサーバのAPIは、両方全く同じAPIで、クライアントとサーバ間で送られたコードが両方一致する事を確認します。これにより、デバイス間の自動的なコミュニケーションを図ります。アンドロメダ APIの特徴は以下の通りです:
- HTTPデータのペイロードの一部として、一般コマンドフレームが、独自の技術に基づいています。.
- サーバをコミュニケーションのマスターとして設定できる特殊なページングモードを提供。
- 低い帯域幅と低いレイテンシーでの利用に最適化されています。
アンドロメダ サービス・ハンドラ
アンドロメダ サービス・ハンドラは、デバイスとサーバのアプリケーションスイートにてアンドロメダのコアファンクションに接続します。 アンドロメダ サービス・ハンドラの特徴は以下の通りです:
- アンドロメダのクライアント及びパーサにおいて、共生エンジンとして実行されます。ホストのサーバ・アプリケーション・スイートへのアウトプットは、デバイスのアプリケーション・リクエストのインプットに依存します。
- アンドロメダ サービス・ハンドラは、標準コーリング・メカニズム(OSサービス・コール、又はlinked library)を使用し、サーバへ接続(ファイルシステムread/write、データベース・インターフェース、など)をします。
主な特徴
- 有線/無線、媒体にとらわれない デバイス・アプリケーションソフトと物理ネットワーク接続のブリッジとコントロール・ポイントとして、アンドロメダのソフトウェア・アーキテクチャは、携帯電話網(3G/LTE)、WiFi(802.11)、ZigBee(802.15)、あらゆる無線/有線ネットワークの媒体をサポートします。
- 拡張されたセキュリティー 既存のWebインフラ環境で実行するアンドロメダは、強化されたWeb環境セキュリティーをそのままアンドロメダへ移行します。更に、アンドロメダAPIは、セキュリティー・メカニズムを加えながら、各送信パケットに独自の識別子を組み込むことを可能にします。
- 極めてフレキシブル ゼネラルコマンド及びHTTP上のデータパケットをサポートするユニークな機能により、どんなデバイス・コマンドもネットワーク上で実行可能です。XMLベースのソリューションによる実行オーバーヘッド、サーバやインフラの要件無しで、Webが通常データパイプとなります。
- 簡単なインテグレーション及びメンテナンス Webサーバモジュールとして、アンドロメダパーサは、既存Web ITインフラに直接接続します。アンドロメダクライアントはOS及びプロセッサにとらわれず、特別なライブラリーもしくはハードウェア機能を要求しません。
システム要件
アンドロメダの主な利点は、他のシステム機能、他社ツールやソフトウエア、その他あらゆるものへの依存を防ぐために考慮されている点です。 アンドロメダは、組込み式システムの低層(マイクロコントローラなど)でも稼動しますので、オペレーティングシステムの機能や他のアプリケーション・フレームワークに依存しません。
ソケットAPIライブラリ付属の、あらゆるCコンパイラー(GCCなど)でアンドロメダ・クライアント及びサーバをコンパイルする事が可能です。 サーバ側でのデータベース・オペレーションを希望される場合、サーバにDBIサポートのPerlが必要です。
Andromeda: Web上の組込み式サービス
アンドロメダは、SOAPやRESTの様なXMLを基盤とするインタープライズクラスの技法と似たHTTP上サービスのレイヤーを作成します。この様なXMLを使った手法でアンドロメダの特に優れているところは、コマンドとデータがWeb上でどのように送信されるかです。アンドロメダは、特許出願中の独自の技術で標準HTTPデータストリームにデータと共にコマンドを組込む事ができます。 アンドロメダは、単なるサービス・フレームワークだけではなく、総合的なクライアントとサーバのソフトウェア・ソリューションです。 Galixsys Networksのアンドロメダ製品やサービスによって、あらゆる組込み式システムをエンタープライズ・クラスのWeb上サービスへと実現させることができます。
Andromedaに関する詳細は、テクニカルサポートへ ご連絡下さい。